メンタルケア
感受性訓練は貴重な体験でした。 特にテーマもなく、自分のことを話すことははじめとても難しく感じました。
お会いできれば、様子や雰囲気が分かるものの、どこを見て話したら良いのか、タイミングも含め慣れず大変でした。事実だけ話すことが多く、自分の気持ちを表すことが出来ずに、相手を傷つけてしまうことが不安だったし、もしかしたら考えを発することにより、自分がどうみられるかということを無意識のうちに考えていたのかもしれません。
数回重ねてようやく自分の高校時代の健康のことを話すことが出来ました。人には生きてきた道のりがあり、背景があるので、思いを話すことも、心に寄り添って聴くということもとても難しいことだと思います。
今まで、自分をみせることを避けてきたから、かなり時間がかかりました、聞いてもらえてよかったという気持ちになりました。
人の話を聴くということは、今の自分の気持ちにしっかり向き合い、過去も今も大切に思えないとできないこと感じています。高校時代、お世話になった先生が、たわいもない話を含め、ただ何でも静かに聞いてくれたあの落ち着いた時間が大切だったのだとあらためて気づきました。私もあの先生のようにあたたかく心に寄り添った人になりと思いながら学びを深めています。(期末レポートより抜粋)