医療事務従事者
セルフケアの重要性について教えられた。
カウンセリングにおいて、ストレスに上手に対処し、自分自身の心の声が聞けているかどうか、つまり、まず自分自身のセルフケアができているかどうかが、いかに大切かということに気付いた。
自分自身のサインに気付いたらできるだけ早くストレスケアをすることで大事に至らないとのことだが、「マインドフルネス・ストレス低減法」という療法がセルフケアばかりでなく、再発性うつ病や不安症、パーソナリティー障害、慢性疼痛やガン、糖尿病などにもメンタル・ケアとして、大変有効である、ということを学び、目が開かれる思いだった。「マインドフルネス瞑想法を10分位授業の中で実験した時、過去の心の扉を開けて当時の自分の声を聞き涙が止まらなくなった、と言われる方がおられ、自分も心身の休息がつかの間得られるという体験をした。現代社会はとかく忙しく、短時間にいくつもの仕事をこなせるマルチタスクの人間が重用されるし、そういう人を偉いと考えがちだが、人間の脳は一度にいくつもの仕事をこなすのではなく、一つのことに集中した時に最大限の力を発揮することができるということを学んだ。つまり自分自身のセルフケアができていなければ他人のサポートはできない、という大切なことに気付かされた。