真の寄り添い、深い共感、スピリチュアルケア

CCCで教えるキリスト教カウンセリングとは?

真の寄り添い、深い共感、
スピリチュアルケアの真髄がここにあります!

カウンセリングには、大きく分けて指示的カウンセリング(カウンセラーが積極的に助言を与える方法)と、非指示的カウンセリング(クライエント自身の気づきを重視する方法)の2種類があります。後者の非指示的カウンセリングを基本としながらも、一般的なカウンセリングとは一線を画す独自の価値観とアプローチを持っています。

キリスト教カウンセリングと一般のカウンセリングの違い

一般的なカウンセリングでは、カール・ロジャーズの非指示的アプローチが基盤となり、クライエント自身が問題の解決策を見出すことを重視します。しかし、キリスト教カウンセリングではこれに加えて、「無力の受容」 という独自の視点を持っています。
一般的なカウンセリングでは、クライエントを支援することが目的であり、カウンセラーは「援助者」としての立場を取ります。しかし、キリスト教カウンセリングでは「支援する者」と「支援される者」という立場の差を極力取り払い、「共にいること」に重きを置きます。この考え方の基盤には、イエス・キリストの生き方があります。イエスは、弱さや痛みを抱える人々と共に歩み、何かを押しつけるのではなく、その存在そのもので人々に寄り添いました。

1. 徹底した「寄り添い」の実践

一般のカウンセリングでも「寄り添い」という言葉はよく使われます。しかし、その多くは「助けてあげる」「解決策を提示する」といった、支援者と被支援者の立場の違いを前提にしたものです。
一方、CCCでは、カウンセラー自身が「無力である」ことを認識することから始まります。クライエントに何かをしてあげるのではなく、「一緒にいること」を重視します。

2. 無力を受け入れ深まる共感力

カウンセリングを学べば学ぶほど、人は「自分の無力さ」に直面します。技術や知識を積み重ねても、それが必ずしもクライエントの問題解決に直結しないからです。CCCでは、この「無力」を受け入れることを大切にします。
「私は何もできないけれど、ここにいることはできます」
この姿勢が、クライエントの心を開く鍵になります。アドバイスや解決策を提示するのではなく、ただそこにいること。それがクライエントにとって最も大きな支えになるのです。

3. スピリチュアル・ケアの視点

一般的なカウンセリングでは、心理的な問題の解決や対処が中心ですが、CCCではスピリチュアル・ケアの視点が加わります。特に、ターミナル・ケア(終末期医療)や、深い喪失感を抱える人々への支援において、この視点は重要です。
「なぜ自分がこんなに苦しまなければならないのか」
この問いに、心理学的なアプローチだけで答えるのは難しい場合があります。CCCでは、信仰の視点を持ちながら、クライエントと共にその問いに向き合います。

CCCを学ぶことで得られるもの

CCCを学ぶことは、単にカウンセリング技術を
身につけることではありません。

という、大きな変化をもたらします。

CCCは、心理学の知識を学びながら、人間の本質的な「痛み」に寄り添う力を養う学びです。カウンセラーを目指す人だけでなく、福祉や教育、医療の現場で人と向き合う仕事をしている方にも、大いに役立つ内容です。

もしあなたが「本当に寄り添うとはどういうことなのか」を学びたいと思うなら、CCCの学びがその答えを教えてくれるはずです。

MESSAGE

誰もが学べる、誰かを支えるために

様々な方が学んでいることをお伝えすることを目的にどんなご職業の方が学んでいらっしゃるのか、その肩書ごとに掲載しております。
この掲載の仕方は、当ホームページをお読みくださる方への分かりやすさ優先以外の意図はございません。
CCCでは、どのご職業の方にも等しく、学びの門戸を開かせていただいております。

保護者

中学校3年生の息子を持つ私にとって「親子の心理的変化」を学べたことは幸いだった。夫婦で子育てのことで言い争いになったり、息子自身の態度に腹を立てたりすることは日常茶飯事、それが時にエスカレートし、こんなことで我が家はどうなるのかと心配になることがある。そんな私にとって「子育てに成功はない。自慢できる人はいないことが神の知恵。それぞれの家庭にはそれぞれの「あり方」がある。理想的よりも「ほどよい」くらいがちょうどいい」など講師の言葉は胸に染みて肩の荷がおりる気がする。

福祉施設勤務

社会人1年目、知ったかぶりで相手の機嫌を損ね、不信感を招いたことがきっかけで、人と接することへの恐怖心からパニック障害を患った。社会に対する不安を抱えながら、人の話を理解しようと努めたが、実際には「こうするべき論」を押し付けていたと気づく。CCCの学びを通じて、寄り添って聴くことの意味を実感し、自己嫌悪を覚えながらも成長を実感している。さらに学びを深め、成長していきたい。

PROFESSOR

理事長ご挨拶

はじめの一歩は、自分自身の課題にしっかり向き合うことです

CCCはキリスト教信仰の中心である「人と愛し合う」ことを目的として活動しています。
他者と共にあるために、現代の諸問題、特にこころの問題を丁寧に扱うために学びを進めます。
まずは隣人援助に関わる自分自身の課題にしっかり向き合うことから始めます。
どんな問題とも向き合えるように、自分の気持ちを棚上げしないことが大切です。
色々な方々のニーズに応えられるように、多彩なコースを用意しています。
是非共に学んでいきましょう。

キリスト教カウンセリングセンター
理事長 大塩 光

「ライブ受講」と「通信受講」から
受講スタイルを選べます

キリスト教カウンセリング講座
・「傾聴・人と寄り添う土台養成コース」(ZOOM オンライン講座)(全24コマ)
・受講料:35,000円/1期  98,000円/1年間(3期分)
キリスト教カウンセリングとは?基本から学びます。人の話を聴くこと「傾聴」、その土台となる姿勢「受容」と「共感」、そして最初の課題「自分を知る」を他者とのかかわりの中で模索します。いろいろな角度から、様々なやり方で、考え感じながら進みます。その時に大切なことは「他者とのやり取り」です。「話すこと」と「聴くこと」はどちらも大切なふたつの柱です。

通信講座
・動画配信講座 入門・応用・継続・修了証取得コース
・受講料 : 修了証取得コースは、入門コース(15講座)視聴レポート提出+スクーリング参加59000円
本格的に学びたいけれど、様々な事情から通学するのが大変という方に是非お勧めします。新しく講座を増やし、バリエーションに富んだラインナップでリニューアルいたします。CCC本科講座を踏まえた本格的でわかりやすい内容になっています。

 

気になったらまずは
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 専任カウンセラーが、一人ひとりのお話を伺いしながら
ご希望に合わせてご提案させていただきますいただきます。
全て来校不要の、オンライン(ZOOM)・お電話でご対応します。
お気軽にお問い合わせください。 

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Q&A

よくある質問

分割払いについては、個別に対応させていただきますので、「問い合わせ」からメールしてください。

ホームページからお申込みいただいた場合、事務局より、遅くても5日以内にお申込み講座の確認メールを添付ファイルを付けてお送りしております。 お申し込み者の受信設定によって、迷惑メールボックスに入っていたり、受信されないことがあるようです。 お手数ですが、ホームページの「問い合わせ」メールでお知らせいただければ対応させていただきます。

修了証取得コース受講していただくためには、入門コース全15講座と修了証取得コースの両方をお申込みいただきます。
両方とも、受講期間は1年間となります。
入門コースの各講座をご視聴後、3通のレポートを期間内に提出していただきます。
また、スクーリングに参加して、3コマの講座(セッション・ワーク有)を受講、レポート提出があります。
各レポートには、講師による評価とコメントが付いてきます。すべての課題終了後、修了証を郵送いたします。