4 悲しんでいる人へのケア―
斎藤友紀雄著/キリスト新聞社/2010/1/20(第1版)
税込:1,200円
死別をはじめとする取り返しのつかない喪失は、誰ももとに戻せないし、その悲嘆をだれも慰めることができない。悲しみは「私だけのもの」であって、一人ひとりがこれを受容して、愛する者がいない状況や環境の中で再び生きる意味と希望を見出すことである。 悲しみにある人は孤立しがちなので、情緒的、心理的に支えつつ、ありきたりの励ましをせずに、それぞれの人生を再構築できるように援助していくことが、グリーフ・ケアやカウンセリングの目標である。