2021年度 キリスト教カウンセリングセンター(CCC)新規リモート講座 5月12日より開講! 理事長よりご挨拶

2021年度 キリスト教カウンセリングセンター(CCC)新規リモート講座

 キリスト教カウンセリングセンター(CCC)は1985年から研修機関としてスタートしましたが、その一年前の1984年に牧師や大学教授をはじめ16名が発起人となり、その中から8名を常任委員として選出してCCCの母体ができました。

 この社会の中に立つ教会は、心の病を始め、家族や職場、学校での様々な問題を抱えた人たちの苦しみの声を受け止めてきましたが、援助の手の差し伸べ方は必ずしもメンタルケアに立脚したものではありませんでした。社会の中にはその機関や機能はありましたが、教会つまりキリスト教信仰に根ざしたメンタルケアについては、癒しや信仰的課題、そして祈りや勧告のような実に教会的手法として位置づけられていました。しかし多岐にわたる社会の問題に牧会者も教会も、対処の仕方がわからないという声があちこちから上がるようになっていました。知識や経験がないために、場合によっては医療が必要な人に不適切な対応をして問題がより深まってしまったという場合もありました。そんな中で臨床心理学に基づいた正しい知識と対応の学びを求める声が高まり、CCCは始まりました。参加している講師も受講生も信仰的バックグラウンドは違い、教派を超えた働きとなっていることは特徴の一つです。また受講生の中には傾聴の学びを必要として、精神科医や臨床心理士、社会福祉士、学校の先生や看護師なども来られていました。また35年の歴史があるなかで1000名に近い卒業生がおり、教会や病院、福祉施設や地域のコミュニティで話を聞くボランティアとして活躍されている方も大勢います。

 キリスト教カウンセリングは、そういう名前の科目や手法があるわけではなく、教会であろうとなかろうと臨床心理学に基づくカウンセリングやメンタルケアの手法は同じです。しかしCCCはイエス・キリストの「人と愛し合いなさい」という教えを根底に持つ働きですので、その理念に基づいてキリスト者がメンタルケアの働きに関わること自体がキリスト教カウンセリングというスピリチュアルな働きとなるのです。

 CCCはコロナ禍以前から厳しかった運営面の大改革に踏み切り、新しい学びの形としてリモート講座を全面的に取り入れました。これにより最大の懸案事項であった東京近郊の人しか学べないという問題はクリアされたと思います。
 全面リモートという、CCCとしては未知の体制に入っていますが、戸惑うことも多いなかで皆さんと共に作り上げていく新しい研修コースのスタートです。ぜひ楽しく、そして安全に学びを進めていきたいと思います。

 皆様の学びの一歩一歩が、神の祝福のもとにありますように。
 共に主の事柄のために。

                  2021年5月     CCC理事長   大塩 光

ご質問や疑問点はいつでも事務局までご連絡ください。
また今回の経緯については、キリスト新聞社のネットニュースページである「クリスチャンプレス」に少し詳しく取り上げられていますのでぜひお読みください。

クリスチャンプレス→https://www.christianpress.jp/occ-newcourse0506/(2021.5.6掲載)